2016/10/13
川崎市で資産運用に関するトピックスを配信しているマネぷらです。
前回は物価が上昇した際のメリットを説明しましたが、今回は逆にデメリットに着目してお話します。
資産運用の観点から物価上昇が与えるデメリットをここでは2つ説明します。
まず1つ目は、所得の実質額が下がってしまうことです。日本企業では多くの場合、賃金上昇は物価上昇より遅れてやってきます。結果、物の価格は上昇しているにもかかわらず、賃金は一定のままになってしまうため、物を買える量が減ってしまいます。したがって所得は賃金が上がるまで実質的に下がってしまう形になるのです。
2つ目は、変動金利ローンにおいては支払い金利が高くなってしまう可能性があることです。金利や不動産価格などは実体経済より先行して変動する場合が多くあり、賃金の変化はあまりないのに、支払うローンだけが大きくなってしまい損をする可能性が考えられます。ローンを組む際にも、そういったリスクがあることを考慮に入れる必要がありますね。
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