今年も残すところ3日となりました。
1年経つのが本当に早いと感じます。
今年最後のコラムは大雪への備えについてお伝えします。
12月に入り北海道、東北、北陸では1日で1m以上雪が降ったとのニュースを聞きました。日本は台風、地震、大雪と自然災害が多い国です。しっかりと備えておかないといざという時に大変な事になってしまいます。
関東では北国ほど雪は積もりませんが、数年に1回くらい20cm位の雪が積もります。その度転んで怪我をした、自動車で動けなくなった、カーポートが壊れたなどニュースになります。
雪に対して備える方法としてはまずは火災保険があります。
「風災・雹災・雪災」とセットになっている事が多く、雪で家が倒壊した、カーポートが壊れた時などは基本火災保険が適用されます。
ただ免責金額を設定している人は注意が必要です。
一定の損額までは保険会社が補償しないという契約ですと保険金が降りない可能性があります。その分保険料は安くなりますので考え方次第かもしれませんが、保険会社に言われるがまま加入してしまった人は本当に免責があって良いのかよく考えてみて下さい。
大雪で転んで怪我をしたというニュースもよく聞きますがその際は、医療保険、傷害保険が適用されます。
最近の医療保険は日帰り入院でも適用されます。通院特約が付いていればより安心かもしれませんね。
ただ、古いタイプの医療保険ですと入院5日目からしか保障されに保険もございます。
最後に大雪で動けなくなった時、事故を起こした時には自動車保険が適用されます。もちろん任意保険に加入している事が大前提となります。
自身の車の補償は車両保険、人にぶつかる、スリップして壁にぶつかってしまった際は対人・対物賠償保険、自身が怪我をしてしまった際は人身傷害保険となります。
雪にはまり車が動かなくなってしまった際はJAFに加入していれば助けてくれますが、大雪時は混雑するそうで時間がかなり掛かるとの事です。なお、自動車保険にロードサービス等特約が付いていても大雪で動けなくなった際は対象外となります。あくまでも事故や故障時動けなくなった時が対象ですのでお気を付け下さい。
簡単にまとめますと
・家やカーポート等への補償→火災保険
・怪我への補償→医療保険・傷害保険
・車への補償→自動車保険
となります。
今年は寒い冬となりそうです。関東でも雪が積もるかもしれません。
怪我や事故があった後に慌てるのではなく今一度補償内容を確認してみて下さい。
それでは、皆様良い年末・年始をお迎え下さい。
来年度もよろしくお願い致します!