2015/11/01
「ハロウィン効果」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
株式が10月に安値を付け、次の年の4月に向かって上がっていくといったものです。
明確な理由は解らないが一説にはヘッジファンドが売りを行うのが10月に集中し、多くの企業の決算が5月に発表されるからと言われています。
この定義で行くと10月に株を購入して4月まで保有するというのが良いという形になります。
昨年も例にもれずこのハロウィン効果は発揮され年末から年初にかけて株価は好調でした。
今年はどうだろうか?
8月に上海総合が大幅に下げ米国株も日本株もその影響で下落し、その後も小さな問題が山積し中々株価が戻ってきませんでしたが、10月末になってやっと日経平均は19000円まで回復しました。
つまり今年は既に問題があって下がっていた相場が10月にかけて戻ってきたという形になる。
「ハロウィン効果」とは言えないものの、株価が安定路線に乗ってきたのが10月という事を考えるとやはり10月に投資を始めるのは正解という形になるのではないだろうか?
さてこのブログを書いているのは11月1日なので既に10月を過ぎてしまっていますが、仮にこのハロウィン効果が今年も健在であればまだチャンスはあるのではないでしょうか?
ただし全ての株がこの話に当てはまるわけではないので、適当に選ぶわけにはいきませんが・・・。
今後の日本株の動きに注目しましょう。