ジェネリック医薬品

2016/01/14

こんにちは。


ここ数日で、かなり冬らしくなってきましたね。
くれぐれも風邪にはお気をつけください。


さて、病院のお世話になりがちな季節。
最近は処方箋をもって薬局へ行くと、必ずジェネリックについて
聞かれるようになりました。


みなさんはジェネリックを活用していますか。
また、ちゃんと理解をしていますか。

よくわかっていなかった私は、少しヤホーで調べてみました。



◆医療用医薬品の種類
医療用医薬品には「新薬(先発医薬品)」と「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」
の2種類があります。


・「新薬」とは新しい有効成分や使い方が開発されて最初に発売される商品。
・「ジェネリック医薬品」とは、新薬の特許期間が過ぎた後に「他のメーカー」から製造・販売される、
 同じ有効成分で、効き目や品質、安全性が「同等」であるとされている医薬品です。


◆ジェネリック医薬品について
医薬品の特許にはいくつかありますが、ジェネリック医薬品を製造・販売するには、
新しい物質に与えられる「物質特許」、特定の物質に対する新しい効能・効果に
与えられる「用途特許」の2つの期間が満了している必要があります。


しかし、医薬品の特許には、他にも物質の新しい製造方法に与えられる「製法特許」や
薬を製剤する上での新しい工夫に与えられる「製剤特許」などがあり、
前述した2つの特許が切れた後も、これらの有効期間が残っている場合があるそうです。



◆例えば・・・。
例えば、「製法特許」には薬のコーティングに使われる添加物等が、
「製剤特許」には錠剤やカプセルの形状等がふくまれるそうですが、
特許期間中はこれらを同じにすることはできません。


コーティングや形の条件が違えば、吸収される速度や、体の中で分解される場所が
変わってきます。


つまり、薬に含まれる主成分が同等とはいえ、副作用や効果が異なってくる事も
十分あり得るということではないでしょうか。



◆先発医薬品との使い分け
確かにジェネリック医薬品は、先発医薬品と比べて安いです。
例えば湿布薬などの、効能に多少差があっても問題ないものに活用するには
非常に有効だと思いました。


一方で、私は特許が切れて間もない薬や、生死に関わるようなものに対して
ジェネリック医薬品を使うのは、ちょっと不安に思うところもあります。



長々と書きましたが、
みなさんも、ジェネリック医薬品について、一度しっかり調べて、十分理解した上で
有効に活用してみてください。

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