国民年金付加年金制度について

2017/02/14

マネぷら平原です。
今回は国民年金の付加年金制度の話題をしたいと思います。

国民年金第1号被保険者と任意加入被保険者(65歳以上の方を除く)の方は、付加保険料を定額保険料に上乗せして納めることで、年金受給額を増やす事ができる制度となります。

あまり普段話題に出ないので、利用可能な方でも知らない方も多いのが現実です。

仕組み的には定額保険料(平成29年3月まで16260円)に毎月400円上乗せして納付するだけです。
月400円を上乗せして納付する事で、年金を受け取っている間は年額200円分増額されます。
つまり、2年間の年金の受給で元が取れる事になります。

付加年金の年金額=200円×付加保険料納付月数

仮に付加保険料も40年間納めた場合は
200円×480ヶ月(40年間)=96000円
年金が増額されます。
20歳から40歳までの40年間年金を納めた場合の年金額は780100円(平成29年3月まで)になってますので、10%以上も増えるわけです。

上乗せして納めた付加保険料は
400円×480ヶ月(40年間)=192000円
となりますが、例えば仮に65歳から20年間年金を受け取ったと仮定すると
96000円×20年間=1920000円
受給できるので、実に10倍に増えて戻ってくる事になります。

注意点としては、物価連動しない定額制な所と国民年金基金に加入している場合は付加保険料を納める事ができない点です。
過去分に関しては納期限が2年経過してない部分に関しては付加保険料を納める事が可能です。

制度利用したい方は市(区)役所・町村役場または年金事務所にて、備え付けの用紙に必要事項を記入して提出しましょう。
申出月分から納める事が出来ます。


世の中には申請しないと受けられない制度や補助が沢山あります。
そんなところも含め、マネぷらでは資産に関するトータル的なアドバイスを行なっています。
是非、ご相談下さいね!

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