日本「円」って大丈夫?

2017/04/12

こんにちは!今回は皆さんに身近な通貨、「円」についてお伝え致します。

現在、当たり前のようにお買い物をしたり、趣味や仕事、生活費など・・・
お金を使っておりますが、お金にも種類があります。

私は今まで日本で育ち、日本で生活しておりましたのでお金とは「円」であることに何も疑問を持ちませんでした。
海外旅行で外国に行ったときに、必要な分だけをその国で使える通貨に換えている程度でした。

私が今、お金の専門家であるファイナンシャルプランナーになって改めて思うところは、「円」以外の通貨のことをもっと早く知っていたら良かったと痛感しております。
理由は旅行で使うために「円」以外の通貨を持つのではなく、今ある資産を将来減らさないために外国の通貨を持つということです!

まだ外国の通貨を持つ意味が伝わり切れておりませんので、これから具体的にお伝えします。

現在、日本で働いている方のほとんどがお給料や退職金、そして公的年金は「円」でもらっていると思います。
その貯蓄先のほとんどが預金の場合、「円」で貯金しているということです。

ここで疑問をお持ちいただきたいのが「円」の価値が10年後、20年後に同じかどうかということです。
この価値がどのように決まるかは将来の「円」の流通量になります。
つまり世界中で「円」を信用して使ってくれるかどうかということです。

今後の日本には頑張ってほしい気持ちはありますが、そもそも日本人の人口も少子高齢化で若い働き手が少ない日本が今以上の成長をしていくことを考えますと不安はあります。
さらに社会保険料はどんどん上がり、人口ピラミッドも逆三角形になりつつあり現状では成長どころか維持することすら厳しい状況になります。

また日本は資源が少ないため輸入に頼らなければ食物を確保できません。
これが致命的で、外国から食物をもらっているのですが、取引では「円」と外国の通貨でやり取りしています。
当然一度にたくさん取引をしてくれる国を優先します。
需要が多いということは人口が多いということですし、大量取引は安く取引できますので双方で好まれます。

つまり人口が少なくなることで需要も減り、取引も今よりも高く取引をせざるを得なくなります。
これが意味することこそ、「円」と外国通貨との関係で「円」の価値が下がり、高く食物を仕入れることで、結果的には物価上昇にもつながります。

将来の資産の目減りを起こしますので、これを未然に防ぐ対処法が、取引先の外国通貨を持つことです。
「円」の価値が下がれば、取引先の国の通貨の価値は対して上がりますので、
両方の通貨を持ってしまうことで資産全体では目減りしません。

私たちはお金を守る対策として通貨分散をお伝えしておりますが、どこの通貨を選ぶのかが重要になります。
個別に状況に合ったご案内を致しておりますのでお気軽にご相談ください。

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