世界の株、時価総額が最高
そんな記事が記事が日本経済新聞に載っていました。
時価総額とは企業の発行済株式に株価をかけて算出します。
時価総額を計算することで企業の価値や規模が見えてきますので、他国の企業と比較材料としても使われています。
では、日本で時価総額1位の会社はどこかというと皆様ご存知トヨタです。
ただ、10年前まで世界の時価総額ランキングで10位でしたが現在では38位との事で日本企業は他国の企業と比較し後退しているのが分ります。
それでは世界の時価総額ラングキングを見ていきますと
1位アップル、2位アルファベット、3位マイクロソフト、4位アマゾン、5位フェイスブックと日本でもおなじみの米国企業が独占しています。
なお、8位までは米国企業で9位、10位は中国企業でした。
では上位5企業と中国の2企業に共通している事業は何かといいますと『IT』であるという事です。
10年前にIT企業で時価総額ランキングトップ10に入っていたのはマイクロソフトだけでしたので、いかにここ10年でIT企業が成長してきたのかが分ります。
また、アマゾンは10年前と比較すると時価総額が16.8倍となっています。
日本は先ほどお伝えしたとおりトヨタが時価総額ランキングで38位と10年前の10位から後退しております。
IT企業は日本にもありますが、他国のIT企業と比較すると遅れをとっている感じはいなめません。
日経平均株価がここ20年近く成長しないのは他国と比較してIT企業が成長していない事が考えられるのではないでしょうか。
NWダウは20年前と比較し5月末で6.3倍も成長しております。
日本株式市場をひっぱるようなIT企業が日本にも出て来る事を期待したいです。