報道は話半分?

2015/12/02

こんにちは。
徐々に朝の冷え込みが厳しくなってきましたね。
まあ、まだ昼間がそうでもないだけいいですが。(※関東の南の方の話)


さて、今日は新聞やテレビなどの報道との付き合い方に対する、
私の考えを少しつぶやいてみます。


私はニュースや新聞を見るときには、常に疑いの目を持ってみています。
なぜならほとんどすべての情報にはベクトルがかかっていると考えているからです。


すみません。どういうことかわからないですよね。


例えば、先日のトルコによるロシア軍用機撃墜の件、
領空侵犯をしたしないで、双方の主張は真っ向から対立していますよね。
事実は一つしかないはずなのにおかしいですね。


これ、少なくとも片方は嘘ついてますよね。
片方の主張をまるごと信じてしまったら、50%以上の確率で判断を間違ってしまいます。


例えば、10月30日に日本の公的年金を運用する年金積立金管理運用独立法人(GPIF)が、
7~9月期の運用実績を発表した件、
その運用成績は7兆8,899億円の赤字という結果でした。


その日の夜のあるニュース番組では、運用方針を株式重視に変更した事が問題の
原因だと言わんばかりでしたが、本当にそうなのでしょうか。


債権重視の運用方針だったH19~20年度にも結構なマイナスを出してることは、
過去の資料を見ればわかります。
(H19年度:-5兆1,777億円、H20年度:-9兆3,176億円)


おそらく運用方針の変更も要因の一つなのでしょうが、それ以外の原因もあるかもしれない。
問題を一つに限定せず、冷静に多角的に情報を分析することが必要ではないでしょうか。


余談が過ぎましたが、
つまり、ベクトルがかかっているとはそういうことです。


報道との付き合い方というテーマに立ち返ると、
情報には、発信する側が自分に都合のいいように誘導するよう情報に方向をつけている
という事を十分に認識した上で、鵜呑みにしない事が大切かもしれません。

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