2016/05/12
マイナス金利の導入から約3か月がたちました。
あらゆる金利が下がってきましたが、中でもインパクトが大きいのは住宅ローンの金利低下です。
変動金利の適用金利が、ちょっと前までは0.725%程度でしたが、最近では大手都市銀行でも0.6%というものまで出てきています。
ここまで金利が低下してくると気になるのが「借り換え」でしょう。
借り換えするには数十万円の経費が掛かりますので、金利が少し低いくらいでは借り換えのメリットが出ない場合があります。
借り換えのメリットが出る目安として以下があげられます。
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①残りの返済期間が10年以上
②残債が1000万円以上
③借り換え前と借り換え後の金利差が0.5%以上
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この条件全てにあてはまれば、借り換えを検討しましょう。
ただし!
借り換えを検討する前に、まずは今の銀行に金利引き下げができないかどうか、交渉してみましょう!!
銀行も借り換えによって顧客を失うよりは、金利を引き下げてでも顧客を引き留めたいと思うはずです。
同じ住宅ローンのまま金利を引き下げることができれば、借り換えの費用も掛かりませんので、大幅な金利引き下げができなかったとしても、確実にメリットが出ます。
【まずは交渉→だめなら借り換えの検討】
です。
大事なお金を守るために、面倒でもやるだけのことはやってみることをオススメします。