えっ!扶養範囲が変更!?

2016/04/21

みなさん、こんにちは!

初々しい新卒の新入社員の姿も見かける今日この頃、夢と希望を持った若者達が社会人デビューをしていく中・・・・・
不安を抱えながら仕事をしなければならない人もいます!

ズバリ、扶養の範囲で仕事をされている主婦やパート、アルバイトの方々です!

来たる2016年10月から【社会保険の扶養】の適用範囲が改定になり、今後は短期間労働者の社会保険の適用拡大を国が推奨していく公表がありました。

具体的には今まで「130万円の壁」を意識して働いていたのが、これからは「106万円の壁」を意識して働かなくてはならなくなりました。

つまり年収が106万円以上になると、配偶者の扶養に入ることができず、自分で社会保険料を支払うことになります。

しかし今のところ、106万円の壁には4つの条件があり、当てはまらなければ影響はありません!

その条件とは・・・・・

①週20時間以上の勤務

②勤務期間1年以上

③月額賃金8.8万円以上(年収106万円以上)
実際は標準報酬月額で算定されますので通勤手当などは含みますが、ボーナスはそもそも標準賞与額とういものがあり、標準報酬月額とは別算定です。

④従業員501人以上の企業で働いている
もし従業員が1,000人いたとしても、社会保険に加入していないパートやアルバイトが700人いるのであれば除外されます。また学生も除外になります。
さらに支店など、いくつもあるような会社の場合、それぞれの事業所単位で見るのではなく、その会社の全ての事業所の人数になります。

みなさんはこの制度をどう思われますか。

所得を下げられない人は従業員の少ない会社に転職するという選択をされるかもしれませんね。

しかし社会保険料の負担が増えたとしても、それだけの保障を受け取る権利をもらえますので、一概にデメリットだけではありません。

国民年金の上乗せとして厚生年金として将来の年金額が増える。
また事故や病気などで障害者の認定がされた場合は障害厚生年金が支給されます。さらに傷病手当金や出産手当金も支給されます。

以上のことから、メリットもありますが、やはり手取りが減っていくことで日常生活の経済的なダメージはつらいものがあります。

世間では今、ワークライフバランスや一億総活躍社会といった、「まさに働くということ」に関心があり、世の中は変わろうとしている現状があります。
そんな時代の中で、「あなたがなぜ働くのか」という、そもそもの理由が支えとなってくるのではないでしょうか。

時間、お金、やりがい・・・・・人生で何を優先していくのか、こんな時代だからこそ、ライフプランを考えて自分や家族の将来を共有していくことが大切なのかもしれませんね。

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