2016/10/23
横浜市で資産運用に関するトピックスを配信しているマネぷらです。
消費税の10%に引き上げが2019年10月に延期されました。この増税は果たして景気に対してどのような影響を与えるのでしょうか?
まず第一に、増税による税収で年金や医療などの社会保障の財源を確保できる可能性があります。今後も高齢者人口がますます増えていくなかで、この財源は必須であり、この財源調達というのが財務省の最大の目的です。
一方で、増税は消費の減少を引き起こします。消費の減少がどのくらいの規模であるかは専門家によっても意見が分かれますが、最悪の場合、予想以上の消費の減少が起こり、増税により想定していた税収を確保できないということも考えられます。
政府は税収が必要であると同時に、こういったリスクも考慮に入れる必要があるため慎重に議論しています。増税に対する景気の反応は専門家たちの間でも意見が分かれるところではありますが、知らないうちに損をしてしまったということが無いように、景気の変動に対応できる資産配分を検討し、いつでも切り替えられる環境を作っておくと良いでしょう。
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