2016/10/31
横浜市で資産運用に関するトピックスを配信しているマネぷらです。
昨今、新聞記事には毎日のようにアベノミクスという言葉が出てきます。しかし、アベノミクスの成果によって住宅ローンにも影響が出てくることをご存知でしょうか?
現在、アベノミクスの三本の矢のうちの一つである「大胆な金融緩和」に基づいて日本銀行は市場に出回る通貨の量を増やす政策を行っています。市場に通貨が出回るということは、資金の調達が容易になるため、金利は下がります。したがって現在の状況は住宅ローンを組むにはかなりの好環境と言えます。
しかし、アベノミクスの成果が出始め物価が上昇すると今度は金利が上昇します。つまりアベノミクスが成功し物価が上昇すると予想する場合は固定金利、アベノミクスの成果が出ず依然としてデフレ状態が続くと予想する場合は変動金利が有利ということになります。
アベノミクスの成果は専門家でも意見が分かれるところではありますが、その動向が住宅ローンに大きく影響を与えるという事実は知っておく必要があるでしょう。
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