その値段っていくら?

2017/07/03

こんにちは!今回はお金と行動心理についてお伝えします。

私が最近参加したセミナーで面白い話がありましたのでご紹介いたします。


「皆さんを乗せた飛行機がサハラ砂漠に落ちました。幸い命は守ることができましたが、灼熱の砂漠を彷徨うことになりました。そして食糧もない中、一日が経ちました。
そこに私がヘリコプターで上空から登場し、500mlのペットボトルの飲料水を持って歩み寄ります。そして一番高く買ってくれる人に譲りますとオークションをします。定価は150円ですがこの後どうなるでしょう?」


生死をかけた状況で皆さんはいくらだったら買いますか?

もし現金が足りなければ帰国後に払うと必死に伝えるかもしれません。
クレジットカードで交渉する人もいるでしょう。
最終的には全財産以上の金額でも買いたいと言い出すこともあるかもしれません。

もうお気づきかもしれませんが、値段は100万円、1,000万円、一億円・・・
値段があってないようなもの。
とにかく目の前の飲料水が必要だから値段に関係なくお金を出す。

これは極端な例ですが、人間は得られる利益と避けれられる損失にお金出すという心理が見えてきます。
つまりそれを満たすために必要であれば金額に関係なくお金を出すということです。

私の場合では飲料水ではなく、金融商品で利益の提供と損失の回避を実現することに当てはめることができます。
ただの飲料水も状況や環境、また背景が違えば値段や価値が変わり、
高いか安いかは消費者が決めます。
私たちファイナンシャルプランナーは金融商品の知識や使い方は熟知しております。
基本的には相談料を頂戴してサービスを提供しておりますが、それが高いのか安いのか、ぜひ一度体験いただきご判断してみてはいかがでしょうか。

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