2016/08/30
横浜市で資産運用に関するトピックスを配信しているマネぷらです。
前回は教育ローンと奨学金のもっとも大きな違いが返済者の違いだということを紹介しました。今回はそのほかの違いを紹介していきます。
まず、教育ローンと奨学金は借入限度額が違い、教育ローンは350万円までですが、奨学金は継続して借りれば500万円程度まで借りることができます。また、奨学金は成績等の条件が課されますが、教育ローンにはありません。ただし、収入の条件は共にあります。
教育ローンは基本的にいつでも申込みできるのに対し、奨学金が決まった時期に申し込まなければならない点も大きな違いでしょう。
さらに、奨学金は在学中には利子がつかず、返済の必要もありませんが、教育ローンの場合は在学中から利子が発生し、借入日の翌月、あるいは翌々月から返済する必要があります。
このようにどちらにもそれぞれ良い部分、悪い部分があります。教育ローンは成績などの条件はなく、いつでも利用を開始できますが、入学後の早い時期から返済を開始する必要があり、利子も付きます。
一方奨学金は在学中には利子がつかず返済する必要もありませんが、決まった時期に申し込まなければなりませんし、成績等の条件も付いてきます。
いざ利用するとなった時に慌てないように、前もって調べておくとよいでしょう。
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