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  • 団体信用生命保険の特約を検討しよう!

    2018.07.19



住宅を購入する際、通常は住宅ローンを組むことになります。
通常だと『団体信用生命保険』に自動加入する事になり、ローンの契約者が万一亡くなったり高度障害になったりした場合に、住宅ローンの支払いが免除になります。

この『団体信用生命保険(以下団信)』、特約をつける事で、亡くなったり高度障害になったりしなくてもローンが免除になる“場合”があります。
“どんな場合か?”というのは銀行によって異なります。

多くの銀行では、三大疾病を要件としたものが用意されています。
三大疾病とは通常「悪性新生物(がん)」「急性心筋梗塞」「脳卒中」です。
がんと診断されたら免除、とか、急性心筋梗塞により60日以上の労働制限が継続したら免除、などがスタンダードな内容です。
この特約のための保険料は金利を上乗せする形で支払うようになっていることが多いです。
仮にもともとの金利は0.6%、特約のための上乗せ金利が0.3%、借入金額4000万、返済期間が35年だった場合、月々の返済金額は…

●特約を付けない場合:105,611円
●特約を付ける場合:111,059円
となり、その差は5,448円。
つまり三大疾病になったらローンがなくなる為の保険料がこの金額、という事になります。

これは、非常に安いと言えるでしょう。
似たような保障内容のものは、団信に特約で付けるものでなく、単品の保険でも存在はしますが、保険料はおよそ2~3倍になります(年齢・性別により異なります)。
※ただし、団信の特約は例えば三大疾病の時だけの保障であるのに対し、単品の保険の場合は死亡保障も付加されます。

大きな死亡保障がいらない場合、大きな病気で就労不能になるのが心配、という方は、団信の特約をつける事を検討してみてはいかがでしょうか。

ただし、すでにローンがある場合、そのローンの団信に特約を途中不可することはできませんので、借り換えが必要になります。
借り換える場合、諸費用は掛かってしまいますが、それでも単品の保険に加入するよりは安く収まるケースが多いかと思います。

マネぷらでは借り換えや保険料のシミュレーション、どの銀行の団信特約がいいかなど、アドバイスします。

気になる方はご相談ください。