2019.05.02
5月1日に新元号「令和」に改元されました。
カウントダウンイベントや新元号スタートのイベントなど各地でもさまざまなイベントが開催され、今年は新年を2回も迎えた気分でした。
振り返れば、平成元年4月1日より消費税が初めて導入されました。3%の消費税がかかるようになり、一円玉が多く出回ることになりました。
その後、平成9年に5%、平成26年には8%と増税され、31年経った令和元年の10月には10%になることが予定されています。
昭和61年からはじまったバブル経済により、平成元年は日経平均の史上最高値3万8,915円を記録した年でもありました。
その後、平成3年3月以降からはバブル崩壊時代に入ります。
働き方もこの30年でかなり変わってきました。
「♪24時間戦えますか?」というCMキャッチフレーズが流行した平成元年でしたが、現代風は「♪24時間働くのはしんどい、3、4時間戦えますか?」に。
金利は下がり続け、平成元年の住宅ローンの店頭金利(変動)は6%でしたが今は2.475%。金利が下がったお陰で、なかなか手の届かなかった夢のマイホームも、今や頭金がなくてもローンを組んで家を買える時代となりました。
一方、預金に預けていても0.001%の金利しかつかないという時代となり、より「資産運用」の考え方が大事になってきました。
人間の寿命も延び、遂には「人生100年時代」といわれるまでになりました。
「令和」はどんな時代となるでしょうか。
少子高齢化、働き手不足、一人当たりの社会保険料負担増、増税、年金受給額減、低金利・・・などなど、金銭的な観点から言うと厳しい時代になることは見えています。
「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味を込めたと安部首相が説明していましたが、人々がそのようにゆとりをもった心で生きていくには経済的安定があってこそだなと思います。
「令和」という新たな時代を迎えて、みなさんも将来を見据えたファイナンシャルプランについて一度立ち止まってまじっくり考えてみてはいかがでしょうか?
多くの方々が安心して暮らせる未来をつくるお手伝いができれば、ファイナンシャルプランナー冥利につきると思います。
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