2019.06.17
人生100年時代を迎え「65歳の時点で2000万円の金融資産が必要」との報告書が存在したようです。
私たちも以下のようなご質問をいただくことが非常に増えてきました。
・65歳の時点でどの程度の金融資産を持っていなければならないか?
・資産運用をする必要があるのか? それは出来れば若い時からの方が良いのか?
答えはひとそれぞれです。
金融庁の報告書は標準的な世帯をモデルケースとして示したものですが、良くまとまった報告書だと思います。年金制度の崩壊を認めるものだとか資産運用を無理やり促すものだとかという意見が出ているようですが、ひとりひとりが将来の事を考える良い機会にしたいですね。
これまでの人生80年は、教育20年、勤労40年、老後20年と大きく3つの時代に区分していました。
しかし「LIFE SHIFT 人生100年時代」では、それらの境目はなくなります。つまり自分自身への教育は生涯続けて行くべきであるし、勤労も生活のため或いは生き甲斐のため元気なあいだは続けて行くと言う事です。
ただそれぞれの家庭で事情は異なりますし、健康状態も変化します。ですので、保険による保障を考えた方が良いケースや資産運用の必要性を検討するケースも出てくる訳です。
まずはお気軽にご相談下さい。
「LIFE SHIFT 人生100年時代」ではもう一つ大事なことがあります。それは「人的資産」を高めて行く事です。
通常、人的資産とは「若い事そのもの」を意味します。つまり、若い人は銀行から住宅ローンを長期間借りる事が出来ますが、老人は人的資産(寿命)が少ないので難しいですね。
しかし、「人的資産」を「これまでの人生において獲得してきた経験や知識、ネットワーク」と定義すれば、話は全く異なります。こうした「目に見えない資産」を増やす事も、100年時代の大きな目標にしたいですね。
明るい未来のために、アドバイスのプロの役割を担っていければと思います。
(マネぷら資産運用研究所)
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