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  • 個別株式と投資信託は野球とソフトボール?

    2020.09.10



私どもの投資助言業のお客様は資産運用の経験がない方がほとんどです。
人生100年時代に備え退職金をどのように活用していけば良いかお悩みの60歳台の方や、これから積立投資を始めようという若い方が大半です。
ですが、経験豊富で個別株式への投資に関心をお持ちの方も中にはいらっしゃいます。私どもは「投資信託による資産運用のアドバイス」が業務であり個別株式についてはアドバイス出来ないので、以下のような話しをします。

投資(Investment )と資産管理(Asset Management)の違いをお考えください。
資産管理(Asset Management)において商品はあくまで手段です。
目的に対してリスクを取る必要があるかどうか、そこが重要です。
5%のリターンを得たい時に、預金金利が5%、6%であるならば全て預金で良い訳です。
では投資(Investment )は?
まさに何に投資するかが全てです。ですから投資しようとする株式(企業)を徹底的に調べる必要があります。
しかし、プロのファンドマネージャーなら様々な情報源(時には社長から直接)を持っていますが、一般の方はそうは行きません。

個別株式は投資(Investment )、投資信託は資産管理(Asset Management)です。
例えとしてふさわしいかどうはわかりませんが、野球とソフトボールの違いといった感じでしょうか。
似てはいますが違うものです。

一般の方が個別株式に投資するのであれば
「その企業が提供する製品ないしサービスが本当に好きか?」
「その企業が提供する製品ないしサービスが世の中に受け入れられユーザーが増えると思うか?」
という形でシンプルにお考えください。
そしてそれを確かめつつ、少しづつ投資していけば良いと思います。

明るい未来のために、投資信託および保険を含めた総合的な資産運用に関する「アドバイスのプロ」の役割を担っていければと思います。