2020.10.12
資産運用のご経験がない方とお話ししていて感じることは「必要性はわかっているが、踏み出し方がわからない」ということです。
例えば以下のようなご質問をよく頂戴します。
〇現金預金のうち家計を踏まえて、何にいくら投資すべきなのか判断できない
〇株式、債券、投資信託など商品毎の性質がよくわからない
〇目標リターンとリスクについて、どこをどう読み解けばよいのかわからない
おっしゃるとおりだと思います。
「投資は余剰資金(なくなっても良いお金)で」と言っても、完全にゼロになっても良いお金は存在しませんね。ですからどの程度の資金を振り向ければ良いのかを考えることからスタートです。
またいずれの投資商品も元本割れのリスクが伴うわけですから、どの商品が自分にふさわしいのかも考える必要があります。具体的な商品選定では「パフォーマンス」をどのように定義しどの程度見込むか? どのように測ればよいのか?
例えばファンドの運用成績にはバラつきがありますが、投資対象の商品の性質によっても異なります。
こうした事で「どのように資産運用に踏み出していけば良いのかがわからない」という方がたくさんいらっしゃいます。
私はまず「投資」と「資産管理」を区別して考えることをお薦めします。もちろん両者は重なり合う部分もあります。しかし敢えて区別し、まず「資産管理」に重点を置いて考え、その次に「投資」についての知識を必要最小限、勉強すれば良いと思います。
「投資」とはわかりやすく言えば「太陽光発電がもうかる」とか「金に投資すべき」とかです。
「資産管理」とはいつ頃までにどの程度の資産を形成したいのか、といったことです。場合によっては「太陽光や金」について学ぶ必要がないことも出てきます。
一方であまり難しく考えずにまずはスタートするというのもありですね。
いつでも私どもにご相談ください。
明るい未来のために、皆様と一緒に「投資信託および保険を含めた総合的な資産運用方法」について考えていければと思っております。
(マネぷら資産運用研究所)
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