2022.05.27
今年に入り、電気、ガス、水道、食料品、ガソリン代等私たちが生活していく上で必要となる生活費の値上げが続いています。ウクライナ情勢、円安が続いていることもあり今後も値上がりが続いていくと想定されます。夏に向けますます生活費が高くなっていく季節となりますのでどのような対策があるのか考えてみたいと思います。
まず始めに今の生活費をしっかりと把握して下さい。
足元が見えていない中で節約、節約といっても具体的にどの支出を見直しできるのかが見えてきませんと節約するのも難しいです。
家計簿を付けても良いですし、スマホのアプリを使っても良いです。毎月の支出をしっかりと把握していきましょう。
続いては固定費と変動費に振り分けます。
固定費
家賃や住宅ローン、通信費、保険料等があげられます。
固定費は一度見直しをするとずっと下がったままなので効果は大きいです。
まずは固定費が見直しできるか確認しましょう。
生涯で数百万から数千万単位で費用が抑えられるかもしれません。
変動費
電気、ガス、水道、食費、被服費、雑費等があげられます。
変動費は継続して努力しないと抑える事は難しいです。
ただ、ちょっとした事でも費用を抑える事ができますので、どのような事ができるのか考えてみたいと思います。
これから暑い季節となりエアコンを使う機会が増えます。資源エネルギー庁のデータによると夏の13時~16時の間がもっとも電力の需要がひっ迫しており、その中でもっとも電力を消費しているのがエアコンです。
エアコン費用を節約する方法としては
・こまめにフィルターを掃除する
・エアコンを自動運転にする
・扇風機と併用する
・室外機回りをきれいにする
・10年、15年前のエアコンを持っている人は買い替える
等があげられます。
環境省よると、冷房の温度を1℃上げると約13%の消費電力の削減となります。
冷房温度を低く設定しすぎている人は、少し見直しをするだけで電気代が削減できる
可能性があります。
その他家庭での電気使用量が多い家電として冷蔵庫、照明器具、テレビ、電気便座があげられます。
古い家電を使っておりますと消費電力が大きくなるので見直しをする、また普段の使用方法の見直し、料金プランの見直し等が考えられます。
続いて、夏は汗をかくのでシャワーを浴びる機会も増えると思います。
お風呂に浸かる回数が減る分、シャワーをずっと出しっぱなしにしてしまうと結果お風呂に入るのと同じ水量を使っていることになってしまいます。
こまめにシャワーを止める等気を付けないと水道代は高くなってしまいます。
またガス代につきましては
・ガス会社を切り替える
・ガスと電気をセットのプランに切り替える
・プロパンガスから都市ガスに切り替える
・オール電化にする
等の見直しが考えられます。
お風呂についでガスの使用量が多くなるのがキッチンです。
調理と洗い物でガスを使用するので、お湯の利用を抑えて、ガスの利用もできるだけ抑える調理を心がけるだけ年間の支出は抑えられます。
省エネ家電に買い替える事で補助金がでる可能性もございます。
詳細についてはお住まいの自治体でご確認下さい。
電気、ガス、水道代を口座振替でなく、クレジットカード支払いにする事でポイントが貯まり、お得になるケースもございます。
口座振替のみに適用される割引もあるので、クレジットカードの還元率とどちらがお得かは計算が必要となります。一概にポイントが貯まるからクレジットカードがお得という訳ではございません。
通信料や保険料、食費、雑費等はクレジットカード払いにして出来るだけポイントが貯まりやすいように変えていきましょう。
ガス、電気、水道代、食費、被服費等の変動費は毎日の積み重ねが大きく影響してきます。
あまり節約に力を入れすぎると夫婦喧嘩の原因にもなります。どちらかが頑張るのでなく、お互いの協力が大切になりますので、ど
のように節約していくか夫婦で共有していくこともとても重要です。
今年は例年にないくらい家計の支出が増える可能性がございます。
ご自身で節約ができない方はFP等、専門家に相談しどのような支出が抑えられるのか考えましょう。
Copyright © monepla.com - All Rights Reserved