Columnコラム詳細

  • ゴールベースアプローチによる資産運用

    2022.07.31



最近、「ゴールベースアプローチによる資産運用」という言葉をよく聞きます。どういう意味でしょうか?

 陸上競技で考えるとわかりやすいと思います。「距離」と「時間」の2つをセットで決めることです。
すると「100メートル走」と「マラソン」では全く違うことが良くわかりますね。マラソンの42キロメートルはプロの選手でも2時間かかります。
資産運用も「金額」と「時間」をセットで考えることが必要です。これが「ゴールベースアプローチによる資産運用」の意味です。
 例えば今手元にある1000万円を倍の2000万円に増やしたいとします。これを1年で達成することは不可能です。
42キロメートルを10分で走るようなものですから。

 「ゴールベースアプローチによる資産運用」においてはまず「時間」を決めましょう。10年なのか、20年なのか。
そしてその時間ならば「このくらい増やせる」という「金額」を決めましょう。
10年、20年という長期で見れば年率5%以上のリターンは十分に可能です。
短期的な動きに一喜一憂することなく、長期的な視点で資産運用に取り組みましょうね。

明るい未来のために、皆様と一緒に「投資信託および保険を含めた総合的な資産運用方法」について考えていければと思っております。
(マネぷら資産運用研究所)