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  • 食費高騰でも無理をしない食費節約術

    2025.03.03



「キャベツ1玉が1,000円を超えた!」というニュースが先日放送されました。キャベツ1玉が1,000円を超えるとはびっくりしました。いくぶんか安くなったものの、まだ高い状態が続いています。お米も高いですし、スーパーに買い物に行くと数年前と比較して高くなったと思うことが増えました。帝国データバンクの調査によると、2025年を通じて値上げが継続的に見込まれるようです。
食費が増えたからと言って食料品を買わない訳にはいきませんし、安いものばかり食べて栄養が偏り病気になってしまったら元も子もありません。
値上げが続く中でできる食費の節約術を本日は考えていきましょう。

【食費節約の前に考えておくこと】
1食費を節約するのは大変
まず生活費全般で見た時に食費は「変動費」に入ります。保険料や携帯電話代等の「固定費」は一度見直しをするとずっと費用が下がりますが、食費等の「変動費」は毎月の努力が必要です。一人で努力していると疲れてしまい長続きしない可能性が高まりますので家族全員で協力していきましょう。

2いきなり細分化せずにまずは大枠で
また、毎月の食費を把握することも大切です。食費に限らずですがまずは一月いくら位「固定費」「変動費」が掛かっているのかをしっかりと把握しましょう。食費は昼食費や外食費も含めて考えて下さい。いきなり細かく分類すると、面倒くさくなり管理が大変ですのでまずは大きく「食費」という分類で考えてみましょう。慣れてきたら少しずつ細分化してみて下さい。

【食費節約術】
1ポイント還元率の高い買い方をする
現金で払うよりもクレジットカードやキャッシュレス決済をするとポイント還元してくれキャンペーンが増えております。自治体独自で行っているキャンペーンもあればクレジットカード会社やキャッシュレス決済会社独自で行っているキャンペーンもあります。
ポイント還元率10%、20%等うまく活用すれば大きく食費を削減できます。私はスーパーに行く前に必ず確認してから買い物をしておりますが、皆様もお得なキャンペーンが無いか事前に確認しておくと良いでしょう。

2ふるさと納税を活用する
ふるさと納税制度もうまく活用することで食費の削減ができます。直近お米の値段が高いので、ふるさと納税でお米の定期便が人気との記事を読みました。肉、魚、米、果物等なんでもそろっていますので必要に応じてふるさと納税を活用するのは効果的です。たまの贅沢品を頼んでみるのも良いですね。私は年末年始に必要なものをいつもふるさと納税で頼んでいます。

3お店の特徴を把握する
雨の日は還元セールをしている、毎月のこの日はポイント倍増デー、午前中は朝市のようなことをやっていて安くなる時間がある、閉店間際になると割引シールが貼られる等お店の特徴を掴み、買い物に行く日や時間を考えることも大切です。昨今はネットスーパーも増えています。ガソリン代や交通費、時間が取られないのでケースによっては効率的かもしれません。お店の特徴を把握しておくとお得に食料品の購入が可能です。

【まとめ】
今回はFP的な目線で考えてみましたが、その他食料品の管理方法を考えてみることも大切です。食品ロスを減らす、余計な物は買わない等日々の努力が積み重なり食費の節約につながります。
ご家庭の中でどのように節約ができるのか話をしてみましょう。小さなお子様がいたり、夫婦共働きだったりライフプランは様々です。周りの人の話を聞いてみるのも良いですが、それが自分達に合うとは限りません。今後も食料品の値上げは続くとの想定です。
自分達にできる節約術をまずは無理せずに始めてみましょう。