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  • 出産における医療保険の重要性

    2018.04.18



出産を考えられてる女性の方は一度ご自身の医療保険をチェックしてみる事をお勧めします。
また、医療保険に入っていない方はこの機会に検討してみると良いでしょう。

理由としましては、近年病院側が積極的に「帝王切開」をする傾向があるからです。
30年ほど前は10回に1回以下の割合でしたが、現在は4回に1回は「帝王切開」での出産となっています。
病院によっては半分は帝王切開での出産という所もあるくらいです。
少しでも安全に出産をするという方針に基づいての事なので、帝王切開そのものが悪いわけではありません。
しかし、病院側の要因で予防的に帝王切開が行われるようになっている事も昔より帝王切開の割合が増えている要因の1つと言えるでしょう。

1度帝王切開で子供を産んだ場合は、次の子供を出産する時も帝王切開での出産となるのが一般的です。
通常分娩に関しては医療保険対象外ですが、異常分娩(帝王切開)は医療保険の給付対象となります。
また、民間の医療保険は帝王切開で出産した場合、異常分娩に関しては5年ほど給付しない期間が付いたりします。
そんな所から出産を考えた時、女性の方は民間の医療保険を真面目に考える良いタイミングだと思います。

帝王切開の手術に関しては3割負担となりますが、高額療養費制度がありますので、月の負担はある一定ラインを超えた分に関しては国が給付してくれます。
注意すべき点としては、差額ベッド代や食費、お見舞いの交通費などは全額自費となる所です。
我が家の場合、個室は全く考えていなかったのですが、帝王切開での出産となり他の人が居ると落ち着かないとの事で、結局個室を使う事になりました。
手術費用と1日3万円のベッド代(10日入院)が想定外の出費になった事になります。

出産にかかった費用総額としましては、ざっくりと80万円強。
そのうち42万円は出産一時金、10万円程は高額療養費制度、30万円程は民間の医療保険で賄えた感じとなります。
民間の医療保険に入ってなかった場合、30万円くらいは手出しになったのかと思うと結構痛い出費ですよね。
特に次の子供の出産を考えると前述の通り、次も帝王切開になるのが一般的ですので、出費が増えるのが確定してしまいます。

これから子作りを考えられてる方は一度現状をチェックしてみてはいかがでしょうか?