2018.06.07
今まで賃貸暮らしだったので、『固定資産税』は全く意識していませんでしたが、昨年マンションを購入し、ついに納税通知書が届きました。ということで今回は『固定資産税』についてです。
簡単な概要…
『固定資産税』は、土地や家屋といった不動産を所有している人に課税される地方税になります。ここでいう「所有している人」とは、「毎年1月1日時点で所有者として登記簿に載っている人」です。
毎年4月~6月の間になると、市町村または都から納税通知書が送られてくるので、4月・7月・12月・2月と4回に分けて支払います。(4期分まとめて支払うことも可能)
【計算式=固定資産税評価額×1.4%】
土地の評価=区画ごとに価格が決まっています(路線価)
建物の評価=新築時に家屋調査をして、建築資材や設備のグレードに応じて妥当な価格を判断します。
その後は築年数に応じて価格が下がっていきます。(評価替えは、3年おき)
固定資産税とセットで課税されるのが『都市計画税』です。基本的に固定資産税と併せて納税通知書に記載があります。
都市計画税も地方税なので、税率はお住まいの地域によって異なりますが、国は最高税率を0.3%と定めていますので、どの地域でも0.3%より高い税率はかかりません。
以下に当てはまる内容があれば、税額が軽減される可能性があります。
・分筆=登記簿(一筆)から、土地を分けた
・土地の一部を公益性の高い土地や私道にした
・登記簿と実際の面積(地積)が異なる可能性がある(結果的に納税額が上がることもあるので注意が必要)
・小規模住宅用地の特例を受ける
・家屋を新築または改修した場合(耐震化、バリアフリー等)
今回は固定資産税についてでした。
※詳細は市町村または都にご確認下さい。
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